庭に住んでいる蟻を観察している。蟻は、朝8時ごろから穴から出てくるが、その時間は働いているという感じではなく、数匹がゆっくり眠そうに外を散歩しているだけである。9時ごろになると、巣穴からどんどん出てきて、俄然動きが活発になり、巣穴をじゃんじゃん掘り始める。16時になると、蟻は1匹も見当たらなくなる。何時ごろに巣へ帰るのかわからないが、とにかく16時には業務終了のようだ。
ということは、蟻の労働時間は、人間よりも短いのである。人間は働きすぎだ。