ひとりで上野へ飲みに行ったんだけど、5分ともたなかった。いっぱい人がいて、騒がしくて、閉じ込められた空間にいるのはつらい。強烈な孤独感が襲ってきた。たぶん自分以外にもひとりの客はいたと思うが、そういう問題ではなかった。学生のころは毎日この感覚に苦しめられていた。それはけっこういい経験だったと思う。でもそれは後になって思い出すからいい経験だったと思うだけだ。ということが今日わかった。じっさい、当時はずっとつらかった。久しく味わっていなかったので、今はもう自分が孤独であることを忘れていた。しばらく忘れるようにしたい。孤独と退屈は生きる気力をなくさせる。
けっきょく家で発泡酒を飲んでる。これはこれでつまんないことかもしれないけど、やっぱり自分に合ったスタイルはこれなんだね。安上がりだし、すぐに寝られるし。