はてなダイアリーは知らないうちにどんどん機能が追加されているようだ。恥の上塗りを1300日以上繰り返した結果、はてなダイアリー市民のプラチナに認定されていた。調べてみると賞金は無いようだ。賞金どころかこれの何がうれしいのかよくわからない。
追加され続けている機能のほとんどが「お気に入り」とか「アンテナ」とかの、ユーザ間の交流をはかるためのものだから私には縁がないことであるよ。みんなよくやってるよなあと思う。お互いのしょーもない記事にコメント書き合うのってけっこうしんどいと思うんだが。
私は何のためにこんな恥の上塗りを続けているかというと、人の反応を気にせずしょーもないことを書き残せるからだ(それが恥であるのだけど)。しゃべることと書くことの大きな違いはそこにあると思う。実際に人を前にしてしゃべるのはどうしても反応が気になるから、うかつにしょーもないことを発言できないし、また相手の反応に対しても適切に反応しなきゃいけないやらで、次々に話す内容を考えないといけなくて大変だ。だけど書くのは、もう書きっぱなしで反応なんて気にしなくてよく、読み手の側もしょーもない部分は適当に読み飛ばして反応する部分だけを選ぶことができる。書き手と読み手の双方にとって楽であると思う。だから私はしゃべるよりも書くほうが好きだ。無駄にネット上の知り合いを増やしたくないというのはそういう考えを持っているせいでもある。
だから馴れ合いで「お気に入り」とか「アンテナ」とかを使いまくっている人は、ブログを書くことのメリットを少なくしているのではないかなあと言いたい。
もちろん私だって本当に読み手の反応がまったくなくていいと割り切れるのなら、ブログとして公開する必要はなく、秘密のノートに書いておけばいいだけなんだけども・・・、たまに「こないだこんなこと書いてたね」といってくれたりするのを密かに楽しみにしておるので、やっぱりブログをやってしまう。そこがけっこう微妙なところではある。