日本海進出の自転車ツーリング。
金曜の夜から上野から新潟の糸魚川まで夜行列車で行き着けて、朝5時から自転車に乗り始めた。
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「急行能登」憧れのJRカラーだあ。金沢まで1万円以下でいける夜行列車というだけあって、けっこう込んでいた。指定席でいちばん後ろの座席を取っていたから自転車を置くのは問題なかったが、そうでなかったら輪行は厳しい感じ。
前半戦は糸魚川直江津→頚城。

糸魚川から直江津までは海沿いにサイクリングロードが通じている。
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良くも悪くもない、という感想。明らかに睡眠時間が足りなかったので、途中の屋根つきバス停で30分ほど仮眠をとらせてもらった。
灰色の街直江津を素通りして海岸線をちょっとだけ北上したが、これといった魅力はない。やっぱり自転車が楽しいのは海よりも山であり、平地よりも坂道なのだ。
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海岸線を離れたとたんに広大な田園。怪しい雲行き。途中夕立に遭い、その辺の廃墟を借りて雨宿りをした。点在するハイレベルな農村を抜けながら本日のメイン峠へ向かう。

ここからは菖蒲高原へ向けて登りはじめる。
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この写真は国道405号線。単線の国道ってなんだか笑える。
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標高1,000m近くなると木々の背も低くなってくる。峠まではかなりの登りで、腰がパンパンになった。車やバイクは一台たりとも通らないので、その点で自転車的にはヘヴンではあるのだけど、砂利が散乱しているし斜度は10%以上あるので覚悟が必要。
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新潟県と長野県の県境に位置する野々海湖に到着。このあたりは東京からもっとも近い秘境と言えるかもしれない。写真は野々海湖の付近にあった沼。ほぼ自然のまま残されているのがよくわかる。ひとつの波もないままに水をたたえていた。
ここからどっひゃーな下りかと思いきや、オフロードのガタゴト道だった。こりゃあ車もバイクも通らないわけだ。ツーリングマップルでは白い道なのになあ。
飯山線沿いの牧歌的な国道脇を通りながら本日の宿に到着。
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部屋の内部。ふつうの家みたいだ。
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これはモリアオガエルではなくアマガエル。
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ヤギくんも家族の一員という、なんとものどかな民宿でした。
本日の走行距離は147km。