山岳を慈しむ自転車ツーリング。
事前にいろいろ計画を立てていたのは気休めであって、いってみるとやはり思いつきで走ってしまうのだった。1日目のルート。

高崎から下仁田までは正直言ってどのルートを通ったのかほとんどわからない。というのは国道沿いを走るとせっかくツーリングに来た意味がないので、国道脇の住宅街というか農村のようなところを縫うように走っていたのだ。時間はたっぷりあるしね。
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こんな道が好きだなあ。峠なんて越えなくても、延々こういう道を走り続けるツーリングも一度はやってみたい。住みたいとは少しも思わないけど。
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そして早くもツーリングの定番である牛を目撃(フラッシュたくと驚いてしまいそうなので真っ暗)。かまって欲しそうに寄ってきてかわいい。
町全体に下仁田ねぎの香りがただよう下仁田を通過し、本格的な登坂にさしかかる。
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ええ感じの集落でがぽつぽつおます。
予定では田口峠(1,200mくらい)を越えるはずだったんだけど、全面通行止めの看板が出ていたので、その隣にあって100mほど低い大上峠を越えた。
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頂上付近に差し掛かると斜度を示す看板が出現する。11%かー。中腹あたりのいちばんきついところは12か13くらいあったのかな。
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密かに恒例のカーブミラー記念撮影。アホだな。
峠を一気に下り、あっという間に小鮒釣しかの川、千曲川。関係ないけど、この雲がでた翌日は天気よくないことが多い。
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ザ☆にっぽんの風景。そういやブヒョーっと下っている途中におねーさんバイカーに手を振られたんだが、片手を離すのも怖いくらいのスピードだったので無視する形になってしまった。薄いグリーンのポロシャツが似合う人よ、またどこかで会おうな。
宿泊予定の小海に14時ごろ到着。宿のチェックインまで1時間くらい、千曲川のほとりで昼寝した。
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宿の部屋は8畳で掛け軸もあった。やるなー。
荷物だけ置いてすぐに周辺をうろついた。
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これは何だ?公衆便所か。いや、小海線松原湖という小さな駅でした。
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この駅から松原湖まではかなりの急坂で200mくらい上ったところにある。奥に見えるのは八ヶ岳
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川の向こう岸にある山奥にあった老人ホーム。うーむ、こんなド田舎であるにもかかわらずさらに山奥に隔離されてしまうのか。老人ホームなあ。この隔離された施設の内部で、ゴム風船をはねあげたり、歌を歌ったり、幼児に退行したような遊びをさせられているのだ。ブラックだなあ。不自然に1階建てなのは、階段があると老人にとって暮らしにくいからだろう。
本日の走行距離は110km。宿の快適な部屋でゴルゴ13を読んでおやすみ。