heppoco2006-01-24

ごはん
味噌汁
納豆
生卵
 
ホリエモンが逮捕されたらしく、Google デスクトップのヘッドラインにこう出ていた。
堀江容疑者、社長辞任へ 宮内容疑者らも」
おお、らも。中島らものらもってこのらもなのか。憶良らも 今はまからむ 子泣くらむ のらもだ。違うのかな。
ところでホリエモンは結局何がすごいのか最後までわからんかったなあ。マツケンサンバと同じくらいわからんかった。発言がおもしろいとか、かわいいとか、いろいろ言われていたがあの人の発言ってそれほど変か?アメ横に行ったほうが変な人いっぱいいるよ。まああんまり知らないけど、たまたまテレビをみたときにホリエモンが、確か細木数子が出ている番組だったとおもうが、出ていて、「IT業界はこれからどうなりますか」と聞かれたときの返答が「一般家庭でもブロードバンドが整備されてきたから従来のコンテンツではダメでどうのこうの」。うーん、一般家庭のブロードバンドとIT業界とはあんまり関係ないんだがなあ。変というか、正直な感想では、たいしたことのないふつうの人だと思った。
まあ今回の逮捕は、たいしたことない人が宣伝だけで儲かって、その儲けをさらに膨らませるために嘘をついたがゆえだと私は理解している。ライブドアの何がすごいのか、何人かに聞いてみたけどみんな「わかんない」って言ってたものね。
 
しらすごはん
かぼちゃの煮物
ひじきと油揚げのにつけ
もやしの炒め物
トマト
 

なんか作業ないですか、と社員に聞いたら「うーん、ちょっと待ってて」と言われたので待っていたら、5時間くらい暇だった。その間、フロアの本棚から取り出して読んでいたのがこの本。
自動車政策というと、自動車にとって快適な道路を作るための政策と思われるかもしれないが、実は自動車を減らすための政策を意味していたりする。その自動車政策についてあれこれ考える内容になっている。
自動車は郊外に住む人たちにとって、生活の利便性をあげるために貢献してはいるが、一方で、都市に住む人にとっては悪いこともおおいですよ、と。まず町並みが壊れます、渋滞でイライラします、事故もおおいです、と。都会を走る車は実は大半(京都では8割)が通過交通なのだから、そんなよそ者のために一所懸命道路を整備することって意味はあるのか。日本の道路は自動車交通量を裁いてナンボという方針で作られてきたが、よそ者を優遇してばかりいて、地元の歩行者が窮屈な思いをしているのはなんか変じゃないですか、と。そういうことが書かれてあった。
そのとおりっすね。ほぼさんせい。
でもちょっと残念なのは、自動車のための道路整備はもうやめて歩行者にとって気持ちのいい街を作らなきゃだめだ、といっているので、自転車がブラボーだという話がいつ出てくるのかと期待していたのだけど、出てこなかった。代わりにいっぱい出てくるのが歩行者はもちろんのことLRT路面電車の現代版)とかの公共交通についての話だ。LRTも確かによさそうだけど、敷設にかかるお金が安いとはいうけど、既存の道路をかなり大規模に作りかえる必要があるから、やっぱお金かかるでしょう。計画も大変で、5年やそこらじゃできないでしょう。その点、自転車ならほとんど道路を作り変えなくても、お店で買うなり駐輪場から引っ張り出すなりすれば乗れるじゃないですか。だから自転車がブラボーだ!って、なぜ言わないの。LRTの計画は大いに推進してもらいたいのは確かだが、それをするくらいなら自転車の計画も進めて悪いことは何もない。なぜ自転車のことを言わないのだろう。すごく疑問だ。
あと本筋とは関係のないことだが、著者は情報技術について過大な期待をもっているらしい。都市に労働力が集中することによってみんなが窮屈になっているから、情報技術が進展してくれれば、わざわざ会社に行かなくても自宅に引きこもりながら会議とかできるやうになるであらう。文字や映像の通信だけじゃなく、五感を直接刺激するような通信ができるようになるであらう。そうなれば、都市への労働力の集中が減って自動車も減るであらう。って、言ってるけどそれはもう夢の世界ですね。五感を直接刺激するというのは、においとか肌触りとかも通信できるってことだ。情報技術に期待するよりもまず脳科学に期待してくれ。
 
チキンラーメン