heppoco2006-01-23

ごはん
味噌汁
納豆
 
バイト仲間がジャズ好きということが判明した。意外なところにいるもんだ。
何が一番すきかを聞くと、「枯葉」が好きだという。し、渋いなあ。まあいい曲だな。
誰の枯葉が好きなのだろう。マイルスって言いそうな気がする。マイルスの枯れた音の枯葉が最高って言いそうな気がする。なんかそれはそれでいい趣味をしていると思う。でもそんな単純でもないか。ちなみにビルエバンスの枯葉が好きな私は意外と単純である。
ミンガスのことを知っているか聞いてもよかったが、あまり聞く気にはなれなかった。枯葉とミンガスはぜんぜん違うジャズだもの。たぶん「知らない」か「名前はきいたことある」くらいの返答がくると思う。その返答の次にくるのがたぶん「ミンガスってどんな曲なんですか」だと思う。なんかそれを説明するのが面倒なのでミンガスの名前を出さないことにした。
自転車もカラスも山登りもジャズもミンガスもよさを説明するのが面倒なので、できるだけ言わないことにしている。自転車については、好きである以外にもメリットがあるから比較的説明しやすいけれど、それすらわかってくれる人がいない。カラスと山登りとジャズとミンガスにいたってはメリットなんて特にないので、説明は不可能だ。
それはそうと、そのバイト仲間に言わせると、私はジャズを好きそうないでたちをしているらしい。「やっぱりジャズ好きなんだ」と言われた。ユニクロのTシャツとジーパンでプーマの靴で坊主頭はジャズが好きそうか。まあ言われてみればそんな気もする。ジャズ好きの人口は少なそうだ。
ところで私の隠れた特技だが、テクノが好きな人をかなりの確率で当てることができる。こないだも、社員がテクノを好きそうだと思って聞いてみたら案の定そうだった。でもジャズを好きそうな人はあんまり見分けがつかない。ちょっと特訓してみようか。
 
ごはん
厚揚げの煮物
かぼちゃの煮物
ひじきと油揚げの煮付け
ピクルス
 
社内に紙コップの自動販売機があって、こないだそこでペプシコーラを買ったのだ。それを飲んでみると、炭酸が完全に抜けていてなんだかニッキ水みたいな風味があった。こいつは自販機のメーカー(ジャパンビバレッジ)に文句を言ってやろうと思っていたのだけど忘れていた。
今日その自動販売機に補充する人が来ていたので、そのことを言ってみた。
「こないだここでペプシコーラを買ったんですけど、炭酸が抜けていて、味もなんだか変でしたよ」
「ええ!そうなんですか。申し訳ございませえん」
と言って顔中で申し訳なさを表現しておきながらも、淡々と仕事をこなす女性というのは見ていて気持ちがいいなあ。私は気持ちがいいけど、怒る人もいるだろうなあ。
「弊社に申し付けてくださればすぐにご返金できましたのに・・・あ、今返金しましょうか」
「いえ、そういうつもりで聞いたんではないんですが」
「80円ですよね」ジャラジャラ
「ど、どうも、すんません」なぜか謝る私。
「今はもう大丈夫ですかね」
「はい、大丈夫なはずです。炭酸もちゃんと補充されておりますので」
ふうん、そうか。受け取った80円もあるし、あとで買ってみよう。そしてあとで買ってみたら、やっぱり炭酸が抜けていた。ふざけんな。
聞くところによると、あの自動販売機は「ダメ自販機」として社内ではちょっとした名物であるらしい。誰か対応しろよー。私が対応しようか。
 
ごはん
味噌汁
だし巻き卵
かぼちゃの煮物
 
「えろ出汁どっとまがじん」という迷惑メールを見ていると、下のほうにこんな注意書きが。
本誌に掲載された如何なる情報に対しても、発行人は責任を負いかねますのでご了承ください。
全部免責かよ。この立場はオッケーなんだろうか。フリーソフトなんかでも似たような注意書きがあるからオッケーなのかもしれない。でもなんか変だ。
フリーソフトならある程度の機能は提供するけど、何か実害があった場合の免責を謳っているだけだ。「まがじん」を名乗っておきながら「如何なる情報に対しても、発行人は責任を負いかね」ると宣言するのは、フリーソフトなら「このソフトはクソの役にも立たないけど、何か実害があった場合でも免責になります」と言っているようなものだ。
 
今日は残業をしなかったのでプリンを作りまーす。

プリン皿なんて高級なものを買いたくないので、ヨーグルトの器を使う。ヨーグルト愛情。

まずはカラメルソースから。水30ccくらいに砂糖をスプーン4杯ほど入れて、火にかける。

沸騰してもぐるぐるぐるかきまぜる。

茶色くなってもぐるぐるぐるぐる。甘いにおいが。

これくらいになったら煙が出てくる。火からおろして、自分の熱で出来上がってくれます。冷えないうちに器に入れましょう。器に入れると

穴が開いてしまいました。愛情に穴が。失敗です。もうできないのであきらめる。プリンなんて二度と作るもんか!
絶望しているうちにカラメルが冷えて、なべの底でこちこちに固まってしまった。そんなときは水を入れて再び沸騰させれば

こんな感じでべりべりときれいにはがれてくれます。失敗しなきゃ習得することのできない技だ。習得する必要もない技。あーあ。