heppoco2006-01-21

ごはん
納豆
いわしのつみれ汁
 
2年前(2004年)の11月ごろに日経が主催するセミナーに参加したことがあって、その特典として日経コンピュータを1年間無料購読させてもらっている。
たしか1年間だったはずなのだ。でもいまだに配達され続けている。去年の12月に「そろそろ購読期間が終わるので継続をご希望の方は・・・」というメールがきたけど、それすら遅いし、そういっている割には途絶える気配がない。いいんだろうか。もう停止してもかまわないので放置しているわけだが、届くから一応読む。
はじめはおもしろいと思って目を通していた。でも最近はめでたくフリーターになったし、今んとこ関係ない業界なのでどうでもよくなってきた。記事が核心をついていないものが多いし、なんかさんざん業界のダメ出しをするくせに、提言になると誰かのインタビューに頼っていたりで腰抜け。あと広告が多すぎる。半分以上どころではない。新聞の折り込みチラシを定期購読しているような気分になる。
いい記事もたまにあるけど。
 
そんな日経コンピュータの最新1月23日号の特集は「IT関連学会の憂鬱」と言って、学会が凋落している現状を報じている。そりゃそうだなあと思って読んでいると、ダメだダメだといっているだけで、提言になると例のごとくインタビューになる。またかよ。まあそれはいいとして、その提言もちょっと変だなあと思った。
んーまあ結局はコンピュータの基礎技術(OSとか)を輸入して、その中身を知らずにうわべだけの知識だけでシステムを組んだりしているから日本の企業も学会もへっぽこなのだ、と。だから基礎技術をきちんと身につけなきゃいけないよ、という提言である。
こういう提言ってどうなんだろう。基礎技術って本当にそんな必要なものなのかなと私は思う。とりわけコンピュータの世界って階層構造になっているのだから、全部を理解していなくてもその「機能」と若干の性質をしっていればあとは他人任せでオッケーな世界じゃないか。そもそもOSの中身なんてとんでもなく複雑で巨大で、とてもじゃないけど全部を把握している人なんていないと思う。たぶんビル・ゲイツも、リーナス・トーバルズもそうだろう。全部を知ることなんてできないし、知る必要もない。でないと一歩も動けなくなってしまうぞ。
ああ、だから学会は一歩も動けないでいるわけか。深遠だな。
 
ごはん
いわしのつみれ汁
ひじきと油揚げの煮付け
 
チキンラーメン
たまご