heppoco2005-12-12

ごはん
みそ汁
 
ぐおー午前中に書いた日記を消してしまった。たしか牛肉のことを書いたのだ。
 
牛肉の輸入が解禁されるのだなあ。知らなかった。
東京FMの七尾藍佳さんによると「国民の75%もの人が”米国産の輸入牛肉を食べたくない”と回答している」とのこと。その数字の出所は聞き逃してしまったが、まだそんなに多くの人が狂牛病を怖がっているのか。いったいどんな人を対象にアンケートをしたのだろう。まさか2ちゃんねるの書き込み件数とかじゃないだろうな。
ラジオではどっかの専門家が出てきて「危険部位を除去することが必須だが、アメリカではそのチェック体制がきちんとできていない」ということで、日本から調査団を派遣して、輸入対象の牛肉に危険部位が含まれていないかをアメリカ人のかわりに調べてあげないといけない、と言っていた。すごいなあ。調査するだけの仕事って楽そうだなあ。私もその仕事したい。というかそんなことに金を使わないでくれ。
危険部位というのはつまり「脳・脊髄・眼・回腸」のことだが、ごく単純に考えて、そんな部分を食べることってあまりいないんじゃないのかな。入っていたら見た目、味、歯ざわりなどでわかりそうなものだ。心配性の人の目は厳しいのだし。まあ確かにひき肉や飼料なんかに混入していたらわからりにくくなるが、それなら牛肉を加工するまえに輸入すればいいだけの話じゃないか。それって難しいことじゃないはず。今でもたいていそうしてるんじゃないのかな(知らないけど)。していなければ、そうすればいいと思う。だからアメリカまで行って調査する理由がわからん。「ついでに全頭検査もしてこよう」とかになったらお笑いだ。ノーモア全等検査!って国会前で抗議してやる(ひとりで)。
ラジオで七尾藍佳さんが「国民に安全性を理解してもらわないまま、政治的な意図のみによって解禁するのは納得できません」と言っていた。でも厚生労働省は「危険部位を除去すれば、国内産牛肉のリスクと同等になる」って言っているよ。それで安全性を理解しないのなら、国民は他の誰の話なら信用するというのだろう。ひょっとして新聞とか大学の研究者か?それともご近所さん?まさか。いやー、でも、ありえるかも。まあそういう国民は勝手に不買運動をしていればいいと思う。魚もおいしいしね。
解禁になった件について七尾さんも新聞も、アメリカの圧力に日本が負けた、と理解しているようだ。その見方は一方的すぎるんじゃないか。日本(厚生労働省)は、国民の1人か2人が狂牛病にかかるかもしれないリスクと、アメリカに嫌われる(もしくはバカにされる)ことによる損失を天秤にかけたんでしょう。それでアメリカに嫌われることの損失のほうが大きいし確実だと判断したんじゃないか。これはまっとうな判断だと思うよ。だから、政治的判断だというのも間違ってはいないと思うけど、同時にリスクと確実性を評価した上での科学的な判断だともいえるはずなのだ。政治的な意図のすべてが悪いわけじゃない。
それでもリスクがあるかもしれないうちは解禁すべきではない!命は何よりも大切なものだ!という強硬な人もいる。命は何よりも大切、うん、まあそうなんだけど。そういう人は「かもしれない病」かもしれない。
しかし輸入再開で気になるのは、国民がいかに無理解であってもその反対を圧してまでアメリカの牛肉を輸入する必要があるのかってことだ。アメリカの牛肉がなくなってからもそんなに困らなかったもの。多少高くはなったらしいけど、私はあんまり肉を買わないからわからないし、多くの人はそれまでどおり牛肉を食べていたというではないか。だから国産やオーストラリアよりもほんのちょっとだけリスクが高い(かもしれない)アメリカの牛肉が市場に出回っても、国民にどれくらいいいことがあるのかわからない。むしろほんのちょっとだけリスクが増えるだけなんじゃないか。たとえ0.0・・・%だとしても、リスクは少ないに越したことはない。牛肉が安くなればいいんだけど、なんかいっぱい検査したり月齢管理したりとかで金かかってるから安くなるのか疑問だ。
 
キムチチャーハン
 
バイトの面接に行ってきた。
人と話すのは苦手だけど面接はなぜか好きだ。なんかバイトのくせに「選考」をしているらしくて、即日採用じゃなかった。結果は今週中にご報告します、とのこと。どうせならSPIとかさせてほしかったなあ。
いろいろ話しているとけっこう面白そうな仕事だと思った。受かっていてほしい。
 
ミートスパゲティ
 
バイトで採用された。
メールで連絡すると担当の人が言っていたのに、電話がかかってきた。電話で人と話すのすげー久しぶりだからドキドキした!
面接ではいつからでも働きますと言っていたんだが電話では、
「いつごろから来れますか?」
「えーと、で、できれば、来週月曜から・・・」
私がへっぽこと言われるゆえんである。
9月から始まった無職も、あと一週間で終わりか。なんかもったいないな。毎朝6時に起きて。ごはんとみそ汁を食べて。本を読んで。自転車に乗って。スーパーで「袋はいりません」と言って。日がかわらないうちに寝る。
自分でも清貧だったと思う。これでも人はじゅうぶんにシヤワセなのだ。働いたら金をもらえるけど、それ以上にいらん心労が増えそうである。次はいつ無職になれるだろう。