ジャムのコッペパン
 
山に行ってきましたよー。山梨県の黒岳(1988m)。ルートは
JR中央本線甲斐大和駅→天目→湯ノ沢峠→白谷ノ丸→湯ノ沢峠→不明(3つくらい山を越える)→米背負峠→バス停→JR中央本線甲斐大和駅
甲斐大和駅から湯ノ沢峠へ向けて10kmくらいはずーーーっと車道。手持ちのマップには「林道」と書いてあったが、林道というのが舗装された山道をさすのだとは思わなかった。車道は足にこたえる。手軽に楽しみたい向きは駅から天目まで100円バスがあるのでそれを利用すべき。確か8時台と10時台にあったはずだが、便は少ないのでちゃんと調べてから行ったほうがいい。
湯ノ沢峠でおにぎりを食べる。ここまではもっさりとした林の中を歩いてきたのだが、ここから見える山頂らしきあたりはいい感じに禿げている。頭の禿げは好みが分かれるところだが、山は禿げているほうがぜったいにいい。「これからあれに登るのだ」という覚悟をもって食べるおにぎりはうまい。富士山や南アルプスも見えます。
 
しそおにぎり
玉子焼き
 
40分ほど登ると白谷ノ丸に到達する。黄色っぽくに変色した草原がたまらなくいい。ここでは南アルプスがさらにはっきりと展望できる。白谷ノ丸から黒岳はすぐそこだが、黒岳は木が鬱蒼と茂っているので行かなかった。私は標高に対するこだわりはほとんどなくて、山はもっぱらビジュアルが大事だと思っている。ビジュアルで選ぶのなら黒岳よりも白谷ノ丸だ。というわけで白谷ノ丸の岩でしばし睡眠。
ここから先ほどの湯ノ沢峠へ下って、3つの山を越えて下山する。いつもは下りにまったく面白みを感じないのだが、この山は下りも楽しかった。ビジュアルがいいからだろう。
米背負峠から沢沿いをしばらく下ると車道に出る。ここで野生の熊を見た。秋の熊は冬眠に備えて殺気立っているだろうから怖いぞう。ひゃあ、どうしよう。いちおう戦う心構えはできていたが、素手でまともに戦うと負けそうだから、石を手に持つ。熊が殺気立っているのならこっちだって殺気立つわけである。すたこらさっさっさーのーさーどころではない。結局鉢合わせすることはなかったが、秋山はちゃんと熊対策を勉強して行ったほうがよいなあと実感したのだった。
この車道が予想外に長かったので、バスの時間に間に合わない可能性もでてきたので走った。なんか山に行くたびに走っている気がする。
実は今回は仕方なく黒岳を選んだのだけど、予想外によい山だった。人も少ないし、穴場だと思う。
 
ハンバーガ
ポテト
トマトとレタスのサラダ