自転車で(東京から)奈良まで行こうと思っている。1週間か10日くらいかけてぼちぼち行きたい。
東海道か内陸部を通るかで迷う。東海道だと交通量も信号も多そうだ。内陸部だとまずは甲州街道で山梨まで出て、そこからは坂の少なそうなルートを・・と思っているがやっぱり坂が半端じゃなさそうである。走って楽しいのはどちらだろう、と考えるとやっぱり内陸部かなあと。しかし東海道とは別のつらさがありそうだ、寒いとか万が一怪我をしたときに病院が無いとか・・・
そう考えてみると、そもそも自転車で行く必要性が疑問になってくる。今回は故郷へ帰ることが目的なので、自転車じゃなく夜行バスでいっぱつ帰ることもできる。そのほうが安いし。なにかっつーと、自転車に荷物を積むためのキャリアサイドバッグが必要なんである。高いよー。というかこういうキャリアってロードバイクに付けれるんかな。
 
ごはん
みそ汁
ひじきと油揚げの煮付け
 

戦後の賠償金や従軍慰安婦問題をめぐって、日本政府が韓国に対して謝ったり謝らなかったりしているのを見るにつけ、なんか変だなと思っていたのをきっかけに手にした本。
正直申し上げてこの手の社会問題にはきわめて関心が薄く、知識も世間の大人の半分くらいしかないので、トンデモ本をつかまされたとしても内容をすべて信じ込んでしまうかもしれぬのだ。だから本を選ぶにあたっては、著者の略歴をたよりにするしかなかった。この西岡力という人は在韓国日本大使館に勤務していたこと、これまでにたくさん韓国本(そのほとんどが真実本、暴露本)を出版していることからして、まあそれなりの評価もあるんだろうということでとりあえず信用した。
で、まあ読んでいるとやはり退屈で仕方が無いわけで、「ふむふむ、なるほどそうだったのか、ふーん・・・スヤスヤ」といつの間にか寝込んでしまっていたりでなかなか頭に入ってこない。やはり興味が沸かんとです、こんな大人ですみません。
内容がすべて消化不良のままなんだけど、「そうだったのか度」が一番高かった植民地支配の賠償については1965年のなんたら条約に拠って、すでに韓国にたいしてじゅうぶんな賠償金が支払われていて、韓国もその時点でこれ以上の賠償金請求権はありませんと合意していたはずなんである(条約だから当然のことですな)。にもかかわらず、いまだに韓国が払え払えといっているのはなんなのよ、というわけだが、それはよくわからんのである。韓国側は感情論をもちだしているそうで、まあいわゆる「損害額は受け取ったけど当時の人民の心は癒されていない!」っていうことなんだとおもう。いやそんなこといわれても、1965年時点であんたたち合意していたはずじゃん!と日本的には思うわけだ。思うわけだけど、なぜか日本は謝り続けている。なぜだ?
日本としては、お金はこれ以上払うつもりはないけど、確かに当時はちょっといじめすぎちゃいました、という立場なのだ。中途半端な立場だなあと思う一方、お金はじゅうぶんに払っていてなおかつ遺憾な気持ちがのこるのであれば、それが最善策かなとも思う。以下本文からの引用。
中曽根康弘首相以降、歴代の日本の首相らは謝罪をし続けてきたではないかと疑問を呈されるかもしれない。実は、日本政府がこの間ずっと行ってきた謝罪は、国際法上の「不法」を認めてなされたものではなく、あくまでも現在の時点から過去を振り返ると「遺憾」であったということなのだ。
思うに、韓国は日本が何について謝っているのかについて、誤解しているんじゃないか。というか日本は「お金はやらん。でもごめん」という立場で謝っていることを、明確に示しているのか?謝るならそこんとこハッキリさせとかないといけないなあと思いますマル
 
その他、従軍慰安婦や強制連行はでっちあげまたは誇張されすぎ論も展開されていく熱い本です。
 
ごはん
納豆
みそ汁
 
今日は休日だから高円寺に遊びに行った。
遊ぶとはいったい何かというと、私なりの定義では、目的の無い心持で気ままに過ごすということだ。目的はないから、なんだかつかれたなあと思えばそこいらのベンチに腰掛けたりして、ちょっとこっちへ行きたいといえば、そっちへいく。
高円寺がいいという話は聞いていたが、どのあたりに行けば「いい」のかなあなどとさまよっていたら、駅前以外はだいたいどこも「いい」ということがわかった。特に駅の北側にある商店街がよかった。アーケードの無いほう。杉並区!って感じのところだ。
杉並区っていうと、大型スーパーがないイメージがあって、自営業の商店が文字通り軒を連ねていて、肉屋とか八百屋とか服屋などが思いのままに配置されているんである。そういえばコンビニも無い。コンビニがあるとだいたい何でも解決できてしまうからつまらないのだ。その点で上野は負けている。上野はコンビニも公園も動物園も博物館も美術館も図書館も西郷さんも魚屋も肉屋もクリーニング屋もスーパーも服屋も風俗店も池も新幹線も本屋もアウトドアショップもアメ横もなんでもあるからな。

帽子を売る店
 

お面クローズド
 

宿便ウェルカム
 
そうだ、今気づいたけど、この商店街は車が通れないんである。それがこの商店街の平和ぶりを助長しているのかも。車がいかに邪悪な乗り物かがわかる。休日の銀座や秋葉原における歩行者天国の平和ぶりを見るがいい。
車が通るだけで街は殺伐とした雰囲気になってしまう。トラックなんかはともかく、自家用車は東京から排除する方針でいってみてはどうか。自家用車はたばこなんかよりもよっぽど害が大きいと思うよ。
 
阿佐ヶ谷にも行った。こちらは高円寺よりも落ち着いた街。しかし中央線沿線はどの街も似ている。

白と黒の猫。この猫かっこいいなあ。色づかいといい、表情といい・・・
 

よるのひるね
 

けやき通り。表参道と似ているが、ここにはここなりのおもむきが。
 
やきそば