heppoco2005-09-08

二日酔い。
昨日は発泡酒3本飲んだだけなのに。
 
二日酔いの治し方って、なんとなく自分で心得ている。以下はあくまでも自分の治し方であるよ。
 
・タバコをすわない(気持ち悪くなるので)
・朝ごはんは体にやさしそうなものを食べる(そばとか・・・)
・コーヒーをのむ(利尿作用で悪いやつを流す)
・汗をかく(走ると気持ち悪くなるので、自転車がいい)
・寝ない(寝ても治らない)
 
あんま変わったことないな。
 
緑のたぬき天そば
カゴメトマトジュース
 
というわけで汗をかくために自転車に乗ってきた。例によって走りすぎてしまい、都心を一周することになった。
上野→日暮里→王子→池袋→駒場→目黒→芝→銀座→上野
山手線をちょっと大回りしたくらいだな。
 
王子なんて初めて行ったが、意外といいところだった。坂と緑が多くてごちゃっとしてそうでしてない。5万くらいの賃貸なら住んでもいい。ないだろうけど。

王子の猫
 
駒場もいいところである。閑静な住宅街。5月ごろ、会社をずる休みして駒場公園にいったとき、ここで桜がきらきらと散っているのを見た。この公園のレイアウトは、うっそうとした林の中に芝生があって、そこが桜にまあるく囲まれているんである。その芝生のところだけスポンと日があたるから、桜の花びらが本当によく輝く。
桜ってこんなにきれいだったのか、と感動した。それ以来、桜の名所はどこかと聞かれたら、奈良の佐保川駒場公園と答えることにしている。幸い私にそんなことを聞く人なんているわけがないから、まだ一度も答えたことはない。
この桜を見て、上野に引っ越すことに決めたのである。駒場に引っ越すんではなくて、上野に引っ越そうと思った。自分でもおかしいと思うけど、私の決断なんていつもそんなんだ。そういうわけで上野が日本一の街だ。

今日はここで結婚式を挙げている人がいた。ウェディングドレスのおねいさんを撮ったけど、公開したら逮捕されるかも。顔にモザイクかけたらいいんだろうけど、モザイクかけたウェディング姿なんて縁起でもないのでやっぱり掲載しない。
 

お次は目黒の国立自然教育園に行った。
一言で言うとジャングルだ。驚いた。都心にこんなジャングルがあったなんて。
実際、ここはほとんど原生林のまま残されているそうである。戦後の植林政策だかで山に行っても杉だらけだが、やっぱり原生林のほうがいいねえ。
ここにデートしにきたら、かなり本格的な探検デートが楽しめそうである。あんまりときめくもんじゃないので、熟練カップルでないとお勧めできない。
ちなみにここの親玉は上野の国立博物館だそうだ。やっぱり上野はすごいなあ。気合の入れ方が違う。

散りかけた可憐な花。

こんな親切も。
 
喜多方ラーメン
 
スペーイシッサプレーイス♪スペーイシッサプレーイス♪
Sun Ra の Space is the Place、私がつけた邦題は「宇宙の居心地」。このメロディーが頭から離れない。
 
鮭フレークごはん
チンゲン菜ととうふのあんかけ
みそ汁
 
国立科学博物館の次期イベントは、「カラスと人間」らしい。こんなイベントがあるなんて、害鳥としてのカラス問題がよほど深刻なのか、カラス好きな人が意外と多い証拠なのか、どちらだろう。
どちらともあるかもしれない。カラスが愛すべき鳥だということを多くの人が感じていて、カラスと共生できる都市でありたい。でも害が大きすぎるからやっぱりなんとかしなきゃいけない。

カラスをコロスには自治体の許可が必要である。蚊やゴキブリを殺すために許可は要らないのに、なぜカラスの場合は必要なの?ちょっと考えると疑問だ。まあ、人間の倫理観なんてそんなものなんだろうねい。
 
邪魔なやつは追っ払いたい。どうやって追っ払うか。ゴキブリなんて追っ払うよりも殺すほうが手間がかからないから殺せばいい。その考えがストレートに受け入れられる程度に、人間は残酷である。
一方で、邪魔どころか害も与えるカラスだけど、殺すとなるとなんかちょっと・・・ねえ。というくらいには優しかったり(?)する。きわめて合理的かつ本当にカラスの害に悩まされている人は「東京中のカラスを惨殺すればいい」とまで言っているらしいけれど、その考え方は多くの人に受け入れられないわけだ。「一切の蚊やゴキブリを殺しちゃいけない」という考え方が、多くの人に受け入れられないのと同じくらいにね。
残酷さも優しさも、なんとなく理解できる人が大半だから問題が発生するのであるな。カラス問題は、鳥類愛好家と合理家との戦いではなくて、残酷さと優しさを同時に理解できる人たち自身の問題のだとおもう。内なる葛藤みたいな。
10月1日から。ぜひ行きたい。