heppoco2005-09-06

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みそ汁
もずく
 

なるほど日本知図帳〈2005〉

なるほど日本知図帳〈2005〉

最近よくある地図への不満。
1.ガソリンスタンドとか飲食店のマークがご親切に細かくつけてあるが、こんなマークいらねえよ。
2.ふむふむ、ここにはお寺があるのか、で、どんなお寺なの?その歴史はどんなん?せめて写真くらいついていたらいいのになあ。
 
・・・などなどと思っていたのは私だけではないはず。
飲食店のマークとかいらないから、もっとざっくりと、それでいて深い、そんな地図を見てみたい。そこにはどんな風景があって、どれくらいの広さなのか、なにがすごいのか、そんなある意味どうでもいいネタを散らばせておけばなんとなくイメージが広がって地図を見る楽しみも増えるというもの。
 
そういった意味で、この地図はとてもよい。
ひとことで言うと、使うための地図ではなくて知るための地図である。だからネーミングも「知図帳」なわけだ。
およそ地図で語れることはほとんど語ってあるといってよい。芸能人の出身地や寅さんのロケ地などのミーハーなデータもあるし(寅さんはミーハーでもないか)、全国巡礼地一覧とか名物の妖怪とかご当地ラーメンとか活断層とか桜前線とか「おくの細道」の俳句がどこで詠まれたかなんてことまで、まあこれもどうでもいいっちゃどうでもいいんだが好奇心をかきたてるデータがほんとにたくさん掲載されている。学校で使わされた地図帳を、3倍くらいパワーアップさせた内容といえばいいか。
 
肝心の地図も、都道府県のひとつひとつを分け隔てなく、同じ精密さで記載されていて好感度が高い。同じ場所がいろんな縮尺で記載されてあるから、地図を見ているときにありがちな「これってつまりどの辺なんだろ」なんてことも起こりにくい。
 
ちょっとだけ不満もある。市町村合併はまだいいとしても、愛知万博中部国際空港などの時事的な解説にもページが割かれているから、すぐに内容が古くなってしまいそうな気がするのだ。まあ、この本は地図というよりはデータブックみたいな感じでもあるので、古くなるのも仕方がないのだが。
 
3000円くらいかなと思って裏表紙を見てみたら、なんと1600円である。即決で買った。
世界地図バージョンもあるらしい・・・ほしいなー
 
 
転職サイトのおねいさんからメールが来た。7月ごろからぜんぜん連絡とってなかったのに、ちゃんとデータは残っているらしい。
CRM(Customer Relationship Managemant)ってやつだよこれが。さんざん悩まされたシステム。よくできてるじゃないか。ああもう、聞きたくもない!
 
「もし転職活動なさっていらっしゃるようでしたらお手伝いさせていただきたく」との事。
僕、おねいさんに手伝ってもらうんだ。
こんな返事を出しておいた。
 
 
ご連絡ありがとうございます。へっぽこです。
8月31日付けで退職しました。
以前メールをいただいたのは7月ごろでしたか・・・
それ以来ずっと退職が受理されず、ご連絡を差し上げることも
できませんでした。すみません。
 
いろいろあって疲れてしまい、ちょっと休みたい気分です。
転職活動はしていませんが、いずれ再開するころにはまたお世
話になりたいと思っています。
長引くようで申し訳ないです。
 
よろしくお願いいたします。
 
 
ごはん
みそ汁
 
鮭フレークごはん
みそ汁
 
立ち読みしたけど買わなかったもの
オヤジ国憲法でいこう! (よりみちパン!セ)

オヤジ国憲法でいこう! (よりみちパン!セ)

しりあがり寿ってこんなこと考えてる人なんだ。
アナーキー」を売り文句にしているが、別にアナーキーじゃない。「本音」と言ったほうが近い感じがする。だいたい私は共感するところが多いし、よかったのだけど、私じゃなくても誰もが共感できる内容だとおもう。「本音」レベルではね。
だけどそれだけじゃだめなのだ。読む人の本音をなぞるだけじゃあ読む価値がないでしょう。誰かの本音を聞いて安らぎを得ることもあるけれど、やっぱり「刺激」がほしい。こう考えている人もいるんだ!なるほどねー!っていう刺激。
この本は「アナーキー」な割りには、今脈々と流行している「スローライフ」に通じるところがあって、その点が不満なのである。
まあ、条文が日本国憲法のリズムに似ているくせに内容がバカバカしくて笑えるのはいい。決してつまらない本ではないので、ヒマなときに読んでみるといいかも。字が大きくてページ数も少ないのですぐに読める。
 
プラナリア

プラナリア

はい、この本は大っ嫌いです。何年か前に若い女ふたりが芥川賞をとったことがあるが、それあたりからこの手の感受性だけが強くて不思議少女っぽかったりして一切の論理が排除されていて彼氏がどうのこうのでけだるくて・・・いいからお前らはだまってろ!といってやりたくなるような、なんかもうほんとに読んでいて腹が立つ女の本が増えた。あーほんとに嫌いだわこういうの。嫌いなら読むなって?そうですね。
こういう本は、だいたいカバーみるだけでわかるからもう手に取らないようにしよう。腹いせにサイゾー買ってきた。笑えるのがいいよねサイゾー