ランニングをはじめた。ジョギングではなくてランニング。
どうちがうか知らないが、私のイメージでいうとジョギングはニコニコ走るイメージ。ランニングはあくまでも無表情。
 
今日も朝から無表情を決め込んだ。まあ散歩くらいの気持ちだが、散歩だと歩くのがタルい時もある。歩くのがタルいから走ってるだけ。散歩ならぬ散走(さんそう)と言う。
 
キロ5分くらいのペースで30分ほど走って、疲れたらちょっと歩く。そんな感じでたまに散歩になるのだ。
私の足は、見かけ上の筋肉とは裏腹に大分老化しているようで、また走りだそうとしたら「ひざかっくん」みたいにふにゃとなる。ここまで体がなまるとは思わなかった。サラリーマンってこんなにも弱い動物なのだよ。
 
ぜんぜん話は変わるのだけれど、中島美嘉という人を知っているだろうか。知っているだろうかと問うまでもないくらい有名なのかもしれないけれど、私が知らなかったので世間の認知度が不明だ。
 
はじめて中嶋さんを見たのは実家で紅白歌合戦を見ていたときだ。きれいな人だなあと思いながら歌をきいていた。あの白魔道師的なルックスにやられてしまった。ホイミくらいなら使えそうな気がする。
どうやら人気があるらしいが、歌がよくわからんのだ。狙っている路線は理解できるが、おぼろ月夜じゃ中途半端すぎる。どうせやるなら誰も知らない古の日本歌謡を国民に紹介してゆく位のことをやってほしい。あの路線はあの人の趣味というよりプロデューサの意向のように思えてならない。「君の顔なら癒し系がいいね!だからおぼろ月夜で。」とか言われて。あの人が本当にやりたいことは、ひょっとしたらコルトレーンばりにビョロビョロとテナーを吹くことかもしれないのに、資本主義社会とは困ったものだ。
 
「なかじま」ではなくて「なかしま」らしい。