すでにけっこうな数の地図をもっているが、なんだかんだ言ってツーリングマップルがいちばんいいと思う。とくにRシリーズがいい。Rシリーズはリング製本だから必要なページだけ破って持っていくことも容易だし(ルーズリーフみたいに破らなくてもいい形式なら最高)、しかも水に強い紙だからある程度乱暴に扱っても大丈夫だ。ただし同じツーリングマップルでもRシリーズの方が1000円以上高い。憎い価格設定だねえ。それでもRシリーズを買ってしまうんだけど。
最近は自転車用の地図もいくつか出はじめているが、あれはなんか緩いサイクリスト向けなのか、比較的都市部のまったりしたルートが多い感じだ。でもねえ、自転車ツーリングといっても街乗り専門の人から、山やド田舎が好きな私のような人もいるわけなのだ。だから全サイクリストのニーズに応えるのはなかなか大変だろうと思う。理想を言えば、ツーリングマップルの1.5倍の縮尺で、等高線が20m間隔で、一冊で関東圏全域をカバーするくらいでないと・・・でもそうすると本が重くなってツーリングに持っていくのが負担になるんだよな。縮尺1.5倍だと紙面も1.5倍にすべきか、というのもあるし。結局、紙媒体の地図ってどこかで妥協しなきゃいけないから完璧なものってできないのかもしれない。