ReasonのCombinatorにHip Hop Baritone Saxというのがあって、それをピアノのシーケンスで鳴らすといい感じになる。NNXTのゾーンが効果的に使われていて、ちょっと音が外れたり、あるノートでは音が鳴らなかったりする。いわゆるヘタかわいい味わいがある。
例としてこれは私のピアノソロなんだが・・・。(聞き苦しいけれどクオンタイズとかしてないからへたくそなまま)

で、次がピアノで作ったシーケンスをそのままHip Hop Baritone Saxに何の工夫も泣く丸ごとコピーして鳴らしたもの。あとベースとタンバリンも加えた。(なぜか音と映像がずれてる)

ヘタかわいくないですか。自己満足ですか。そうですか。でもやってる本人は楽しいのである。
ベースについては和音だとこもるので、特定音(ここではC2音)より高い音はごっそり削って、ある瞬間にはほぼ単音でしか鳴らないようにしてある。タンバリンはピアノのシーケンスそのままだけど、これもNNXTのゾーンの効果で特定のノートでしか音が出ないから淡々とリズムを刻むような感じになってくれる。
ピアノ弾きはすぐにサスティンペダルを使いたがるけど、ラグタイムに限っては楽譜どおりにペダル無しで引くほうが、気取らなさが出てよいと思う。それにこれみたいにピアノのシーケンスをそのままコピーして合奏を作るような場合は、サスティンペダルを使うと音が多くなりすぎる。
しかしこういうので遊んでるとピアノソロなんて退屈でやってられなくなるな・・・。バンドをやっている人がなぜあんなに熱くなれるのかわかった気がいたします。