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- 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
- 発売日: 2008/09/05
- メディア: DVD
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原生動物から宇宙時代まで、生物の進化を追っていくゲーム。自分で生物のデザインを作れるんだが、そのデザインの自由度は比類ないほどすばらしい。自分で作ったものを自分で操作できて、踊ったりわめいたりさせたりできるのは感動的ですらある。私が作った生き物↓
でも、このゲームを決定的につまらなくしている要因が少なくとも2つある。
1つは、楽しいのはデザインだけということ。作った生き物を動かして自然淘汰に勝ち残ることでゲームは進んでいくんだが、強いパーツと弱いパーツがあるせいで、弱いパーツしかない生き物のままではすぐに殺される。だから強い生き物はそのデザイン(ゲームを進めていくことのできるデザイン)が大体決まってしまう。
もう1つは、デザインの自由度が高すぎて進化の経過がリアルではなくなるということ。ゲーム中で一定条件を満たすと新たな生物のデザインをできるようになるんだけど、そのデザインが一からできてしまい、極端に言うとどんなふうにでも進化することができてしまう。たとえば私の場合、上の絵の一番左の生き物から、左から2番目の生き物に進化させたんだが・・・違いが大きすぎて進化の必然性が読み取れない!自由にデザインできすぎてしまうのがあだになってるんだなあ。
んーなかなか、仮想世界のゲームで現実性を再現するのは難しいってことなんだねえ。もう一工夫があればかなりおもしろいゲームになると思う。