少しでも仕事に関連することを考えるとダークな気持ちになるんだが。
仕事をちょっとだけ楽しくするために、「名前に凝る」ことをやってみてはどうだろうか。仕事中に出てくる名詞はとにかくおもしろくない。まず会社名からして最低につまんないし、部署名も「システムなんちゃら第2部」「ソリューションほにゃほにゃ第3部」とか、あからさまに考えることを放棄したような名前ばっかり(そもそもうちはITの会社なので、ソリューションがシステムを作ることなんだから「システムなんちゃら部」と「ソリューションなんちゃら部」は本来おなじはずだ)。
子供が生まれたら名前をいっしょけんめい考えるのと同じように、仕事に関することも名前を考えることはできないか。私はよく月次報告書を作ってるんだが、現状の名前はずばり「**月次報告書」というあまりにもストレートな名前だ(どこでもそうだけど)。せっかく月刊なので、雑誌みたいな名前をつけたい。「**システムマンスリーレポート」みたいに表現を変えるだけじゃだめだぜ。もっと含ませるような名前がいいのだ。実際の雑誌で言うと「新潮」なんてすごくいい名前だと思う。そういうノリでこういうのはどうか、と提案できたら素敵だけどまったく思いつかない!
そこで昔の人の言語センスやっぱりすごいなあと感心するだけで終わってしまう。律令制式部省(ってあったよね?)みたいな名前は、現代人は誰も思いつかないのだ。他には、たとえば山手線の駅名を思い起こせばいい。池袋、目白、品川なんてどういう由来でそんな地名がついたのか想像すらできない。市町村合併で地名に関する役人のセンスのなさは確かにひどいと思った。でも、じゃあ他にいい名前があるの?と聞かれたら誰もが沈黙するのだ。
結局仕事がつまらないと感じるのも、名前どうこうよりもそのセンスの無さが原因かもしれないなあ。うーん。何を言いたかったのか忘れてしまったよ。おやすみ。