夢日記なんだけど。
知らないおっさん5人くらい連れて、秩父へ自転車ツーリングしに行ったのだ。コースはというと、せっかく秩父まで来たのになぜか峠には行かず、市街地ばかりを走らされてがっかりしていると、そろそろ腹が減ったねということで道端にある定食屋で昼飯を食うことになった。出てきた料理は一見どうってことのない野菜の煮物のようなものなんだけど、食べ進んで見ると下のほうに昆虫が入っていた。さすが内陸部の郷土料理だねなんていいながら、おっさんたちは難なく平らげていたが私はどうしても食べる気が起こらない。イナゴとか鉢の子なら食べた経験があるし、うまかったんだけど、何しろここの昆虫料理は一口では無理なくらいのサイズなのだ。しかしおっさんたちは全員食べ終わっているのに私だけ残すわけにはいかないと思い。いちばんましそうなもの・・・それはザリガニみたいなやつだったが、食いちぎってもしゃもしゃ噛んでみたら明らかに「川臭い」味で、非常にまずい。しかも生煮えで口の中にねっとりとザリガニの体液のようなものが広がり、嘔吐しそうで飲み込むことができず、これは吐き出してしまおうと決意したがテーブルにぶちまけると店のおばさんに申し訳ないのでトイレで吐くことにした。口の中に入れたまま店のおばさんに「ホイエはふぉふぉえふか(トイレはどこですか)」と聞いたらあっちのほうだというのでいってみても、どうもやたらにトイレまで遠い。しかも得体の知れない障害物のようなものがあって、くぐったり飛び越えたりしているうちにもう我慢できなくなって、中庭みたいなところでザリガニを吐き出してしまった。いくら入念に吐き出しても口の中のねっとりがとれなくて気持ち悪いよう。
というところで目が覚めたら、枕によだれを垂らして喉がからからに渇いていた。