人の家でテレビを見ていたのです。実家に帰ったときと献血ルーム以外ではもう長いこと見ていなかったので知らない人ばっかりだった。若い女性タレントはみんな名前がわからない。
彼女らはすごくきれいな顔をしているけどかわいくないと思った。みんな同じような顔をしているのによく見分けがつくもんだ。ああいうのはシンメトリックというのかCG的というのかな、全日本人の(はては人類の)理想とされる顔のパーツを組み合わせるとああなるんだろう。こう言ってはなんだが、とても自然にできた顔とは思えない。秋葉原にある看板のCGの女の子と同じ魅力のなさだ。欠点はどこにもないが、魅力もどこにもないという。
でもそういうCG的な女の子がテレビに出ているということは、売れているんだろう。ということは、多くの人が秋葉原にある看板のようにCG的シンメトリックな顔を好むということなんだろうか。なんだ、みんなアキバ系をばかにするけど結局だれも大差ないんじゃないの。
私は時代に取り残されているのです。いや逆に時代の先を行っていると思うことにする。