多少の雨なら自転車通勤をするのだが、今日はちょっとした嵐になりそうな予感がしたので電車通勤にした。久しぶりに通勤電車に乗っていると、おねいさんのお尻に触れないようにふんばる以外は大変に退屈で、どうでもよいようなことが頭を過ぎ行く。
「傘などのお忘れ物のないよう」という放送が「ド忘れ物」に聞こえ、どちらも意味は大して変わらないんじゃないか、とか。山手線はせっかく環状線なんだから、車両を分けたりせず、メリーゴーランドみたいにぐるっと1両の電車にすればいいんじゃないか、とか。意味わかるかな。

山の手ゴーアラウンドとでも名づけるか。(時計回りと書いたのはなぜだろう、反時計回りがあってもぜんぜん構わないのに)
これって、冗談ではなくメリットはけっこうあると思うんだけど。とっさに思いつくのは、

  • 車両の中をあるいて移動すれば目的地に早く着ける
  • 運転手の人件費が削減できる(よって運賃は値下げされるかも)
  • 車両の途切れがないので人身事故を防げる(たぶん)

しかしデメリットも多そうだ。

  • 車両の中を歩いて移動している間に停車すると、降りられなくなる(駅と駅の間のドアは開かない)
  • 運転手の人件費が削減できても、車両の費用が圧倒的に高くなりそう(やはり運賃は高くなるのでは)
  • 線路のメンテナンスができない(これは致命的)

メリットやデメリット以外にも、考慮すべきことはもっとたくさんある。こういうのを考えてる時間はささやかな幸せを感じる。電車通勤も悪いことばかりじゃないな。