XBOX360を買うかどうか迷いながら、電気屋を探索したりしていると、いつのまにかPLCモデムが売られていた。ついに実用化されたのだなあ。
PLCというのは、電力網を使って通信できる仕組みのことで、ADSLが出始めたころから一応技術的には可能だったらしい。でも規制にひっかかって実用化は見送られていた。
あんまり詳しくないけど、PLCのメリットとしては、ADSLより通信速度が速いのと、配線の手間が省ける2点が大きい。しかし今は光ファイバーが普及しているから、すでにかなりの田舎に行っても高速通信が可能になっている。また配線の手間というのは構内だけでなく拠点間の敷設の手間も省けるという話だが、これも光ファイバーが普及している今となってはあんまり、魅力的に聞こえない。
私はPLCの存在を始めて知ったときは、電源コンセントで電力供給と通信の両方ができるのか!と、あほな思い込みをしていたのだが、実はそうではなく、PCからの配線は結局LANケーブルなのである。利用者にとってはふつうのイーサネットとなんら変わりはないわけだ。どういう形で普及するのかちょっとわからない。