一時安くなった野菜が、また高くなっている。ピーマンが6個くらいしか入っていないのに、180円もする。なすは5個で180円。トマトが1個120円。ねぎなんてとてもじゃないが買えない。貧乏人の味方ニラも100円。たまねぎも、1個50円くらい。ぶなしめじ100円、ブロッコリー120円。バナナ5本150円?おかしい。
ごぼう3本100円、にんじんはずっと高いので値も見なくなった。かぼちゃ1/4個120円だと!冷凍を買うほうが安い。
そんななので、野菜を食べづらくなっている。本日購入の野菜は、長いも、マッシュルームの缶詰。以上。スーパーのPOSにCRMなるものが導入されたら、きっと私は緑黄色野菜が不足している旨の警告が発せられるだろう。
私は前々から思っているのだが、生鮮食品はすべて缶詰にすればいいのではないか。缶詰なら自宅で加工する手間が省けるし、常温で長期間の保存が可能だから輸送費も安くつく。真空状態だから袋詰めなんかよりもよほど衛生的にもよいはずである。
よく買う缶詰は、大豆とかマッシュルームとかトマトとかコーンとかであったりするのだが、他にももっとあっていいと思う。ほうれん草のおひたしなんかは缶詰にぴったりではないか。青梗菜(チンゲン菜)も、かぼちゃも、サトイモも。
野菜だけではない。イワシやサバなどの缶詰があるように、牛や豚や鶏などの畜肉も缶詰にすればもっと安くなるんではないか。
日本人には缶詰が貧乏たらしいものとして忌避する傾向がある。なぜそうなったのかわからないが、事実そうである。アメリンやヨーロピアンガイジンの生活をテレビジョンで見るところによると、彼らは実によく缶詰を活用している。ピクルスやコンビーフやオリーブ等々。
きちんと調理すれば大変おいしいし、調理しなくてもそのままだって食べられる味だ。すべての点においてパック詰めよりも優れていると思う。缶だって再利用できる。家庭のガスや電気の調理にかかる光熱費が削減できる。エコの観点からも見直されてよい加工法だと思う。何より、安い。
缶詰がもっと普及すればいい。現在の缶詰ラインアップは貧相すぎる。