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今まで自分は人見知りだと思っていた。人にそう言われるし、実際初対面の人とあまり話さないからだ。でも実はそんな人見知りでもないような気がしてきた。
考えてみると私は誰とでもあんまり話さないのである。初対面の人に限らない。家族や仲のよい友人相手だと少しは話すようになるが、それは共通の話題が比較的多いから話すのであって、たとえ初対面の人が相手でも話題があれば特に抵抗を感じることなく話せる。逆に、家族や仲のよい友人相手でも話題がなければずっと黙っている。
要は話す必要があるかどうかが問題なのであって、相手が誰かということはあまり関係が無い。ということに気が付いた。
　
私は合理的なタイプらしいので、必要かどうかで判断するのだが、そうでない人はけっこう多い。というのは、初対面の人を前にすると「何かしゃべらないといけない！」と思うのか知らないが、むしろいつもより多くしゃべる人がいる。ああいう人ほど人見知りなのではないかと、思うのだが。
へっぽこ君は人見知りだねえと言われると、うーんどうだろうと考えてしまう。初対面の人と話さないということが人見知りなのだとすれば、私もたぶんそうだろうという気はするが。