ディスクユニオンというCD屋の陳列はとってもわかりにくいのである。演奏者の楽器とかジャンルとか、あのカテゴリ分けがよくわからん。サックス、ピアノ、トランペット、ドラム、ベース・・・とかの分類だけじゃなく、フリーとかビッグバンドも別枠になっているのだ。
ペーター・ブロッツマンという変態サックスプレイヤーのCDを探しているときはどこに行けばいいのか。アルトサックスかな?でもあの人はクラリネットも演奏するぞ。とりあえずアルトサックスのところを探してみる。うーむ、ないなあ。クラリネットにもないなあ。ちうことはフリーかな?ああ、フリーのところにあるのか・・・というふうに。探すのが面倒くさい。
ディスクユニオンは品揃えがそこそこいいのだけど、あの分類がうっとうしいのであんまり行かない。
どうしてアルファベット順にしないのだろう。「何でもいいからサックスを聞きたい!」というよくわかんない客がたくさんいるなら別にいいが、そんな人って少数派じゃないのかなあ、知らないけど。
ちなみにドン・チェリーもフリーのカテゴリに配置されていた。あの人はフリーっぽいけどドフリーじゃないよ。私はオーネット・コールマンもフリーじゃないと思っている。でもあの調子だとフリーに入っていそうだ。
ようするにその辺は個人的な感覚によるので、下手な分類はやめたほうがいいと思われるのだ。たぶんマニアの間でもディスクユニオンの評判はよくないだろう。(私はマニアじゃない)