heppoco2006-01-07

ごはん
納豆
味噌汁
 
昨日書こうと思っていたことを思い出した。
新宿の献血の呼び込みでこんなことをいっていたのだ。
「この冬は大変寒く、大雪に見舞われている地域もございますので血液が不足しております」
寒さと血は関係ないだろ、と笑ってしまった。(あるのかな?)
献血の呼び込みはみんななんだか悲壮感を漂わせていて、聞く人の同情を買おうとしているように思える。私に関して言えば、献血するのに同情は必要ないぞ。高カロリーのご褒美をもらえるのならいつだってやってあげよう。でも皮肉なことに「次は3月以降でお願いします」といっていたのは献血センターのお兄さんなのである。血はもうじゅうぶんあまっているんだが。
とにかく献血は世の中の悲しいニュースに便乗して呼び込みをしているようだ。なんだかなあ。いずれ万策尽きたら「不況やリストラで血液が」と言い出すやも。
 
HMVにCDを買いに行こうと思って、上野にあるのにわざわざ池袋まで行ってきた。それくらい自転車は楽しい。
CDはなかった。残念だなーと思いながら池袋から帰ってきた。バカかなあ。
自転車の楽しさを知ってしまうと思考プロセスが逆になることがある。ふつうは買い物に行くために自転車に乗るんだろうけど、はまってしまうと自転車に乗るついでに買い物に行くという考え方をするようになる。「渋谷に行こう」ではなくて「自転車に乗りたい、どこへ行こう。渋谷に行こう」。
 
牛丼
 

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

この本は発売される前から期待していた。外国人は日本人(または日本)のことをどんなふうに思っているのか、けっこう気になっていたからだ。
ネットゲームなどで、外国人の方々と一緒にモンスターをざくざく倒しながら自己紹介をしていると、私が日本人であることを知るや否や「get out jap!」などといいながら突然敵意をむき出しにして、こちらが抵抗する間もなく殺されてしまうことがあった。一方やたらと親日的な人もいて、日本人にとても興味があってあれやこれやでミーは the plug で hip hop だけどユーはどんなムジクを聞くんだいなどなどと質問攻めにあったこともある。
まあそんなんで、外国人がもつ日本人の印象がいいのか悪いのかは、日本人だからこそわからないことだったりする。
で、今日本屋に行ってみるとこの本があったので、即買いならぬ即立ち読みをしてきた。まあ全体的にはちょっと期待はずれかな、くらいの感じ。
内容は、日本人だけでなく世界各国の(外国人から見た)国民性がよく反映されたジョークがたくさんあって、それはそれで面白いのだけど、良くも悪くも意外なところはなかった。フランス人は好色でグルメ、イギリス人は紳士的、中国人はぶっきらぼうだけど料理がおいしい、そして日本人は勤勉であいまいで金持ちで・・・。その程度の知識を逆に裏付けられてしまった感じ。んー、もっとタブーに触れるようなことがいっぱい書かれてあるのかと思っていたのに。顔つきとか、なんかそういうの。たぶんいっぱいあると思う。それを知りたかったんだがなあ。
ジョーク自体はぜんぶ機知に富んでいて、なるほどなーと思わせるものがたくさんある。だから世界のジョーク集として読むのなら楽しめると思う。この本で書かれている日本人像は、違ってはいないんだろうけどイメージの一部にすぎないと思う。たぶん。
 
サッポロ一番