heppoco2005-11-14

とり五目ごはん
みそ汁
 
基本情報技術者の問題をやってみたのだ。
問題はここにある。午前問題は計算系および暗記系で、ぜったいできない自信があったので午後問題だけやった。
ここで採点してみると、76点だった。合格圏内だ。無職をなめんな。
とはいえこの試験はめちゃくちゃ難しいなあ。自信をもってこれ!と解答できる問題がほとんどない。ひげを触らないようにしたからできたけど、ひげを触っていたらたぶんだめだっただろう(ひげをさわると集中力が落ちる)。
 
ところで、どんな試験をやっていても思うのだけど、まぐれでもそれが正解であれば点をもらえるのは変だ。
自信ある/ないを重み付けして、クイズダービーのようにしたらいいのに、と思う。つまり解答欄の横に自信係数のようなものが5段階くらいで示せるようになっていて、設問に対する回答者の意気込みを重み付けするわけだ。たとえばある設問の基本点が5点で、自信係数が3であれば、基本点5×自信係数3=15点がその設問の配点になる。不正解なら15点引かれることにする。そうすると、自信係数が低くて正解であってもそれはまぐれであることがわかるからあんまり点数をもらえない。自信満々で正解だったら25点もらえる。
自信係数の使用に制限は設けないことにする。とても頭のいい人がすべての問題に対して自信係数5をつけたとしても、その分のリスクがあるのだから別に不正じゃない。逆に、正答率が高くても自信係数が全体的に低ければ合格は危うくなる。回答者はできるだけ高い点がほしいから自信をもって回答できるまでちゃんと考えるようになるだろう。これは試験の質を高めることにもつながると思う。
自信係数は採点に大きく影響することになるが、それがすべてではない。設問には基本点があるからだ。簡単な設問は基本点が低く設定されているから、そういう問題を自信満々で正解してもあまり点を稼ぐことはできない。そして簡単な設問なのに自信係数が低い場合、その問題に正解してもほとんど点をもらえないことになる。

しかしだ。このやり方の欠点は、簡単な設問(基本点が低い設問)に低い自信係数をつけた上に解答が間違っていても、その減点がとても少なくなることだ。ここに矛盾が生じてしまう。簡単なのに、自信がなくて、しかも間違っているのなら、大きく減点すべきだろう。でもまあ、それは自信係数のないテストでも同じことか。
んー、あと、いちいち自信係数をつけるのは面倒ってことも(自爆)。
 
とり五目ごはん
みそ汁
 
今日は試験脳のようだ。センター試験の国語(古文は無理)もやってみた。問題はここにある。漢字をひとつ間違えただけで98点だった。すっげー。これはさすがにまぐれだなあ。国語は苦手だったもの。
英語の問題は毎年やっていて、2005年はいくらかサバを読んでたしか170点くらいだったと思う。数学は復習すれば5%くらいの確率で80点をとれるので、あとはフリーセルマインスイーパが試験に導入されればそこそこいい大学にいけるに違いない。
 
とり五目ごはん
みそ汁
納豆
 
読んだ本の記録は一応残しておく。

死んでいる

死んでいる

ストーリーがないわけじゃないけれど、ほとんどないと言っていいと思う。夫婦の死にまつわる描写が淡々と続いていくだけ。それはそれで、よいと思った。ただこの本が素敵なのは、翻訳だった。油断しながら読んでいると不意にグサっと突き刺さる箇所がある。奥さんが夫と知り合う前に感じていた、漠然とした憂いを描写するところは何回も読み返した。
翻訳の力ってすごい。憶測でしかないけれど、たぶんこの本を英語で読んでいたらそんなに感動しなかっただろう。日本語訳だからこそ表現しえたであろうニュアンス。それに関連して言うと、「我輩は猫である」はいろんな言語に翻訳されているのに日本語訳がありえないのはまことに残念なのである。
 
最後の宦官秘聞―ラストエンペラー溥儀に仕えて

最後の宦官秘聞―ラストエンペラー溥儀に仕えて

この本で知りたかったのは、おちんちんをどうやってちょん切るのだろうかとか、おちんちんがなくなるとバランス感覚が鈍くなるのかなとか、性格は変わるんだろうかとか、そんなことだったのです。
答え。おちんちんを切るときは麻酔を使わず、いっきにちょん切るらしい。あまりの痛さに気絶したり、ちょん切り方がまずいと死ぬこともあるそうな。バランス感覚についての記載はなかった(当たり前か)。性格の変化についても記載はなかったけれど、あまり変わらないように見えました。
宦官なんてやつがつい最近までこの世に存在していたというのは、驚くべき事実ですなあ。