■
- 作者: 大江健三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1959/09/29
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 227回
- この商品を含むブログ (107件) を見る
暗い。文学者つうものはなぜこんなに暗いのか。
文学者が本来の人間の姿を追求し、それを描くものだとすれば、やはり人間はもともと暗い生き物だから、こんなかんじになってしまうのだろう。
にしても暗い。私は暗いものがすきだけれど、暗い中にも笑いの要素がないと退屈してしまうよ。
寝る前に何気なく読めるのがいい。宮部みゆきみたいに。
今は何らかの思想を求めて本を読んでいるわけじゃなくて、単に活字欲が増してきたから読んでいる。だから宮部みゆきくらいがちょうどいいんだろう。
「ポーの話」は50ページくらいしか読んでいないがそこそこおもしろそうだ。