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近所の公園でルリビタキのメスが飛来していたのだが、水浴びにちょうどよさそうなところがスポットらしく、その周りに撮影目的の鳥ファンが大勢取り巻いていた。距離はだいたい15mくらい。近づき過ぎだよなあ。鳥の種類や、おかれている境遇にもよるけど、この距離が許容できるのはハト、カラス、スズメ、一部のカモくらいじゃないか?しかも大砲のような望遠レンズを多数の人から向けられるのだから、鳥にとってのストレスはかなりのものだと思う。もし近年、渡り鳥の飛来数が減っているのだとしたら、皮肉なことにその原因の一部は鳥ファンにあるのかもしれない。
あと数の少ない鳥ばかりに注目するのもどうかと思う。ルリビタキが一旦去って、私は空いた時間にモズを見ていた。すると「何がいるんですか」と聞かれたので「あそこのモズです」と答えると、「なんだモズか」という。私はモズが好きだし鳥は全部好きなんだよ悪いか。モズでがっかりする人は実は鳥が好きなわけではなく、単に珍しい鳥が好きなだけだ。Birder(バーダー:鳥を見る人)を名乗るなと言いたい。もっとひどいのは、「遠いけど、あそこにカワラヒワがいますよ」と教えてあげると「え?ありゃあ遠すぎてだめだ」って、信じがたいことに見ようともしない人がいる。ちなみにカワラヒワはわりとどこにでもいる鳥だ。珍しい鳥だけが好きで(好きですらないかもしれない)、写真に写る範囲の鳥だけが好きという。。。あきれてしまうよ。
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一泊二日で静岡の麻機というところへ鳥を見に行った。二日間で見た鳥はトビ、ミサゴ、コチドリ、ハクセキレイ、カワウ、オカヨシガモ、クロハラアジサシ、コサギ、ダイサギ、キジバト、ムクドリ、カルガモ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ケリ、スズメ、ハシボソガラス、アオサギ、モズ、ツバメ、オシドリ、アカハラ、クロジ(?)、アイガモ、カイツブリ、カワセミ。
なんと靜岡ではカラ類を一羽も見なかった!所変われば鳥変わる。モズがすごくたくさんいて、オスが二羽並んでいるところさえ目撃した。たくさんいすぎて縄張り争いを諦めているのだったりして。ツバメはもはや東京では見なくなったが、1日目の午前中には電線にたくさん止まっていた。でも2日目には一羽もいなかった。渡りの途中だったのかも。クロハラアジサシは地元の人によると10月1日ごろから来始めたという。カイツブリは時折水上でめっちゃめちゃ速いダッシュをするのでファンになった。カイツブリってカモじゃないんですってね。
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今週末が3連休だとは、油断していた。土曜日と日曜日は静岡へ鳥を見に行くので、Yahooロコでホテルを予約した。Yahooロコはあれだな、ホテルで検索するとラブホテルも表示されてしまうからうっかり予約しそうになってしまう。人ごみが嫌いだからできるだけ繁華街を離れた場所にあるホテルをチェックしていくのだが、そういうとこは軒並みラブホテルだから辟易する。まあ別に、一人で泊まっても問題はないのだけど。
今回私が宿泊するのは「オレンジホテル」。格安のビジネスホテルのはずなのだが、このネーミング・・・。安ければどっちでもいいよ、もう。