昨今の口癖は「どうでもええけど」である。これはよくないなあと思うので直したいが直らない。どうでもええと思った瞬間に思考が完結してしまって、その後が続かない。ニヒリズムだ。世界は退屈だ、って。
私の頭の中は、どうでもええ事に満ちていて何も主張がない。目に見えて触れる確実なものにしか反応しなくなっている。やめた、というよりは、いろいろ諦めてしまった。考えても、どうせ昨日と同じ結論にしかたどり着かないって思うことが、あまりにも多すぎたからである。