会社帰りに新宿西口の献血ルームに行ったら、その狭さにびっくりした。ベッドは4つしかなく、そのうち2つは待ち合いで座っている人の目の前に仕切りも何も無く設置されている。あとの2つはベッドの縦が短いので、仰向けに寝転がりつつ膝を曲げなければならない。ひらひらのスカートをはいた女子だとパンティが丸見えにならざるを得ない。
要するに座っている人の目の前で寝転がるか、パンティが丸見えかのどちらかしかないのだ。受付も問診も、あらゆる部分に設備の無理矢理感に満ちていてすこぶる居心地が悪い。受付をすませた後、やっぱり帰ろうかなと思ったくらいだ。はじめて献血をする人がこのルームを選んだら、たぶんもう献血は嫌だなと思うに違いない。