左下の歯がぐらぐらすると思っていじっていたら、ほとんど何の抵抗もなく抜ける夢を見た。他の歯も抜けるかと試してみたら、3本抜けた。どれもぜんぜん歯石が付いてなくて透明のプラスチックみたいできれいだった。歯のくぼんでいるところに実はぽっかり穴が開いていて、歯って実はこういう形だったのかと愕然とした。「永久歯は2度と生えてこないんだよ」と当たり前のことを誰かに言われたけど、その人が期待したであろうほどには残念な気がしなかった。と、それだけの夢。
脳は夢の中でなぜこういう映像を送り出してくるのだろう。コントロールできるようでできないのが脳のおもしろいところだと思う。自分の一部のようで、実はそうではないような、自分の中にいるもう一人の誰かという感じがする。