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セシル・テイラーみたいなフリージャズのピアノは大好きだが、自分でフリージャズをやりたいと思ったことはない。まあそもそもできないのではあるけど、フリージャズは聞くほうが楽しいのではないかと思う。
逆にピアノを弾くときはラグタイムばかり弾いているが、ラグタイムのCDは1枚も持っていない。
上原ひろみはどうせしょーもないだろうと思っていたが、聞くと案外よかった。でもCDを買うことは一生ないだろう。
　
〜が好きというのにもいろいろ種類があるのだと思う。上原ひろみの演奏はいいのだけど、自分の家にCDを置いていつでも聞ける状態にしておく必要はぜんぜん無い音楽という感じである。耳に入ってくる分にはまあいいんじゃねえの的な感じだが、聞かないと禁断症状が現れるような音楽ではないということだ。
一方セシル・テイラーみたいなフリージャズはしばらく聴かないでいると気分がふさいでくる。ふとしたときに超聞きたくなるときがある。そういう音楽はやっぱり家に置いといていつでも聞ける状態にしておきたいと思う。だから私のCD棚はフリージャズばっかりである。
ラグタイムについてはよくわからない。私はなぜラグタイムを弾きたいのだろう。