ところで利き手があるのは人間だけではない。動物を飼ったことがある人なら知っているだろう。
でも人間について言えば、手は二本あるのになぜたいていの場合はどちらかが「利き」になるように進化したのか。どちらも利きであれば便利そうである。これにはいちおう理由らしきものがあって、たとえば天敵が正面からやってきた場合、右か左によけなければいけないがその場合どちらも「利き」だとどっちに逃げればいいかを瞬間的に迷ってしまうからだということらしい。
これが正しいとすれば、その一瞬の迷いが生死にかかわってしまうような時代が、人間にもあったというわけだ。なんかロマンがあるね!いくら高度な文明を作り上げても(むしろそうだからこそ)人間はそんな時代からほとんど進化することはないのだ。

 

ペンタブおもしれー