自転車でツーリングしてきた。ロングライドの時は、いつも電車に自転車をのせて現地まで行くんだけど、今日は秩父まで自走で行ったのである。毎度のことだけど別に「秩父まで行こう」と思って出発したわけではなく、走っていたら秩父まで行ってしまったという感じだ。ルートは、
荒川自転車道入間川自転車道→飯能→有間ダム→有間峠(1,200mくらい)→西部秩父駅定峰峠(620m)→小川町→東松山→荒川自転車道→自宅
というわけで、本日の走行距離は250.5km。ツールドフランスで言うと中級山岳ステージくらいだろうか、甘いかな。一日の走行距離としては最長だけど、峠二つ超えてこれだから平地なら300km走れるかも。
体力がアップしたというのももちろんあるんだけど、ロングライドのコツのようなものがようやくわかってきた。

  • 休憩しないほうが楽である(動きが止まると乳酸がたまる)
  • ゆっくりよりもちょっと速めのほうが楽である(平地なら時速27km〜32kmくらい)
  • 常に少しずつ食べ続け、飲み続ける(腹が減る前に食べ、のどが渇く前に飲む)
  • はちみつは高価なだけあって、すごい(疲れない)

そうだ、定峰峠の道中でクマがいた。いきなりウマでもなくサルでもない獣の香りが漂ってきて、これはひょっとしてクマだろうかなあなんて思っていたら、藪の中で「グウウウウ」といううなり声が聞こえてきて本当にクマがいたのでぶったまげた。動物園のクマしか見たことが無い都会人にはわからんだろうが、野生のクマを見ると本当にパニックになるぜ。クマに遭遇したらああしようこうしようと考えていられるのは想像の中だけだ。また自転車は音が静かだからクマも油断して道路付近にまで下りてくるんだろう。定峰なんてそれほど山深くないのにクマ棲んでるんだなあ。恐ろしや。