昨日書いた廃品回収業者だけど、会社の上司によると回収品は発展途上国に送るそうである。それでなぜ無料で引取る理由になるのかよくわからない(売るのかな?でも売れるの?)が、まあそれが本当だとすると、彼らはなかなかいいことをやっていると思ってよいか。
適法かどうかは知らないけど。
その証拠といえるかどうか微妙だが、彼らはLD(レーザーディスク)プレーヤーは引取らないらしい。発展途上国にはLDのソフトはないからだ(日本にもほとんどないが)。
しかし役に立たないそういう物は別として、業者は引取るときに動作確認なんて一切しなかった。「この掃除機は壊れてるけど、吸い込み口が折れているだけで、モーターは動きますよ」なんて私は親切に説明したのだが、そういうことはほとんど気にせずに持っていってしまった。ふつう発展途上国に送る(売る?)のなら、修理してからだと思うが、その修理にどの程度のお金がかかるのかをまったく気にしていない様子だった。彼らは一体何をしているのだ。
 
国民生活センターによると、廃品回収業者とのトラブル件数が増えているそうだ。
無料というのは嘘で、実は料金を請求されてトラブルになるという。こういうトラブルがあるのも無理はないと思うが、本当に無料だったという話も聞く。今のところ、私のところへ請求は来ていないので無料なのだと思う。わざわざ日を変えて請求にくる理由はないだろうし。
まあ、考えてもよくわからないが、結局回収業者にもいろんな種類があるのだと思う。発展途上国に送る資源集めをしている人もあるだろうし、回収品を自分で使うだけの人もいるだろうし、不当に回収料金を請求する人もいるだろう。
可能性は低そうだが、回収品の持ち主によってやり方を変える業者もあるかもしれない。女性や老人が相手なら不当な料金を請求し、男が相手なら実際に無料で引取りつつ、修理しないと使えないものは路上に放ってしまうというふうに。