上野の文行堂という店で掛軸と短冊を買った。計5,400円也。
あれ?短冊掛けは「2,100円にします」といってくれたのを覚えているが、短冊は4,200円て値札がついていたはず。計算が合わない。ひょっとして短冊も値引いてくれたのか。ぜんぜん気づかなかった。ありがとうございます。いや気に入ったのでいくらでもよかったのです。また今度季節物を買いに行きます。
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購入した短冊は「雲心」と書いあり、「うんしん」と読むそうだ。雲という字は、中国語では無心とか無欲とかの意味があるらしい。野暮なのを承知で言うと、雲の字が下に伸びているのは雨を表現している。その心というのは・・・ここから先は見る人の感性にゆだねるべきか。私はわかったつもりでいるが、どうも。
たくさんラインナップがある中で、できるだけそのまま読めない短冊を選んだ。読めないほうがエキゾチックだし、意味なんてわからない方が素敵だ。字の形を眺めるだけでじゅうぶんである。安物にしてはけっこう良いと思う。