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ごはん
春巻
キャベツ
ししとう
いんげんの胡麻和え
さつま揚げ

今のプロジェクトでメインとなっているメーカーから、突然私宛の訪問を受けた。特に議題はないのですが・・・とのことで、別に断る理由もないから顔をあわせに行った。打ち合わせには、そのメーカーにインターンシップしている女子大生を連れてきていた。何かというと、その学生がどこでもいいから客先を訪問してみたいと申し出たそうで、その訪問先に私が選ばれたというわけだ。
「へっぽこさんがそれほどお忙しくないとお聞きしたもので」
ふうん、まあ確かに忙しくはない。というか私の人のよさを買って選んだわけではないのか、そうか。しこうしてさしたる議題もないまま１時間ほど他愛もない仕事の話をしていた。
思うにメーカーというのは、インターンシップの学生に要求されなくても、そういう議題なしの訪問はもっとしてよいのではと思う。私が知っている良質なメーカーは（数は少ないが）どこもそうしている。製品に対する隠れた要望を汲み取るためにそういう活動は必要だ。何か製品に対するご要望はありませんか？とストレートに聞くよりはずっと効果的である。