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ざるそば
オクラ
　
皇居を散歩し、国立近代美術館に行ってきた。ふらっと寄っただけなので別に何を見たいのでもなく期待もしていなかった。まあ予想通りつまらないのもおおかったけれど、絵画でひとつおもしろかったのが古賀春江の「海」である。

抽象画がずらっと並んでいる中に突然この絵は笑ってしまった。海っぽいものが計画性なしにちりばめられている。カツオらしき魚が泳いでいるあたり、えげつないほど日本的だ。海の色も日本的に思えてくる。西洋ぽさがかけらもない。海を日本的に描くとこういう絵になるのか。
この絵をおもしろがっているのは自分だけかと思いきや、１階のミュージアムショップでは右の女性がプリントされたグッズが売られていた。みんなけっこう好きなんだな、こういうの。
これ以外では彫刻がよかった。