降水確率とは、ある気象状況の時に雨が降る確率であり、その数値は過去の同じ気象状況の統計を取って出てくるものだ。
ということは降水確率は未来(明日とか)の降水確率を語っているのではなく、今まではそうでしたというだけの話である。また現在は降水確率が30%であるところの気象状況が、これからもずっと30%であることを確証するものではない。
ちゃんと計算していない、というかできないので、断言もできないが、降水確率の0%とか100%とかは、データが蓄積されていくにつれてどんどん少なくなっていくんではなかろうか。というのは、今までは0%であった気象状況でも未来に絶対に降らないから0%だといっているわけではないからだ。今後データをとっていく中で0%でも雨が降る可能性はある。というかたぶん降るだろう。すると0%が10%になり、100%も90%になったりして中途半端な予報しかしてくれなくなるんじゃなかろうか。
ほんの15年くらい前までは降水確率100%という予報がしょっちゅうあったと思うのだが、最近ほとんど見なくなった。気のせいだろうか。