お好み焼
 

どこまでもアジアパー伝

どこまでもアジアパー伝

西原が絵で夫の鴨が文章。両者が関連し合っているかといえばそうでもなく、まったく無関係かといえばそうでもない。
本の大部分は夫の東南アジア散発記録で、けっこう貴重な体験が書かれてある。が、この手の話はどうも聞き飽きた感があるのであんまり楽しめなかった。正直、文章はないほうがよいなあ。
西原の絵って嫌いな人は大嫌いだろうけど(私も絵はあまり好きではないが)、独自の処世に満ちていて結構深い。この本でちょっと西原観が変わった。