季節外れの話だが、桜の開花時期というのは気温で決まるんじゃなくて、日照時間の長さで決まるという話がある。
日照時間によって生物の行動が変わることを「光周性」というらしい。(参考
へーえ、という感じだけど。いくつか疑問があるなあ。桜前線の絵を見てみると、たとえば日本アルプスのある富山県と長野県あたりの開花時期が平地よりも遅くなっている。

でも標高が高いところほど日の出時刻は早く、日の入り時刻は遅い。つまり日照時間は標高が高くなるほど、長くなるのだ。じゃあ桜の開花時期も早くなるんじゃないの?
あと桜のライトアップなんてことをすると桜の開花時期(散る時期も)が不自然にゆがめられてしまいそうだけど、どうなんだろう。そんなことは起きていない気がするぞ(未確認)。
「今年は暖かかったので桜の開花も早いですねえ」とお天気ねえさんが言っているのは間違いなのか。でもこの話になんとなく納得できているのは、実際に南の暖かい地方から咲き始めるからだろう。素人考えだけど、やっぱり気温がいちばん大きな要因なのでは。
まあ光周性についてはまだ研究段階だそうです。