我輩は猫であるを読んでいる。これ読むのもう3回目くらいではないか。なんだかんだいって漱石がいちばん好きだ。
漢字が多くて言葉自体はけっこう難しいのに、なぜかすらすら読める。文体と語彙だけを見れば、これと比べて現代の作家はその水準がえらく下がっているように思う。流行がそうさせるのかもしれないが・・・でも漱石みたいに書いてみろといわれて書ける人なんて、たぶんどこにもいないだろう。
ロウソクの科学も読んでいる。これもすごいぞう。挿絵があればもっとすばらしいのだが。