交通事故に遭った。
覚えている事を思い出す。
交差点の信号。
その向こうに見える壁と、そこに描かれた壮大な落書き。
体の右側から強い衝撃。
ガードレールにつかまってしゃがむ自分。
私の方をみているおじさん。
救急車の音。
救急車の中。
レントゲン室。
うでを棒につかませられて撮影するところに顔をつけている自分(?)。
診察室。
てなぐあい。
それほど大変な事故でなくてもこの記憶の飛びようだ。
事故は恐い。本当に。